RAW現像の実力

RAWデータは12~14bitの情報量(階調数)を持っているため、RAWの状態で補正をして、
多少の階調飛びを起こしたとしても、8bit(256階調)に変換する際に、階調飛びの無い
スムーズな階調で描写力の高い画像にすることができます。
ですから!画質優先の作品作りには、RAWで撮影することをお勧めします!

また、RAWの技術を極めることはフィルム現像に匹敵する写真技術の見せ所になります!

写真関係のお仕事をされている方は是非RAW現像を極めてください!



■ アナログ時代のネガフィルムは撮影情報を豊富に残していたため、露光時に
  時間と明るさを変えてプリントすることで露出を変えることが出来ました。
  一方、ポジフィルムは撮影時に露出がほとんど決まってしまうため最適な
  露出を得るためには高い撮影技術が必要でした。

  アナログをデジタルに置き換えると、ポジ=JPEG、ネガ=RAWといえると思います。

  RAWを活用することで、撮影時の安心感が得られ、現像時に高品質化できます。

RAW現像

■ RAWデータはアナログデジタル変換後の画像データで
  ほぼ撮影時の生データと言えます。
RAW現像

■ 以下の図に示すようにJPEG撮影時に露出が不足し
  ていると、適正画像に補正した時、階調飛びなどが
  発生してしまい、大変品質が低下してしまいます。
  しかし、RAWで撮影しておけば適正画像への補正が
  容易です。
RAW現像

■ 以下の図は補正後のJPEGとRAWのヒストグラムです。
  JPEGでは階調が失われてしまっていることが見受け
  られます。
RAW現像

■ 8bitから8bitの変換でγを変更すると下図に示す
  ように必ず階調に隙間が出来てしまいます。RAWでは
  階調が12~14bitあるため、補正時に多少の隙間が
  出来ても、現像時に8bit化する際に隙間が埋まって
  しまいます。ですから階調飛びが少なくなるのです。
RAW現像

■ 8bit、12bit、16bitを階段のように表現したのが下図
  です。8bitと12bitではかなり階段の滑らかさが違う
  ことがお分かり頂けると思います。
RAW現像


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